遺言

遺言 · 05日 5月 2024
遺言には、後々の紛争を防ぐため厳格な方式が定められており、現行法ではスマ ホによる遺言はできません。 《自筆証書遺言制度のデジタル化》 でずが、政府は「自筆証書遺言制度のデジタル化」を検討しており、将来的には 一定の方式・要件の下でスマホで遺言ができるようになるかもしれません。 《デジタル化の検討状況》...
遺言 · 18日 4月 2024
遺言書が複数あると新しい日付の遺言が優先します。また、以前 作成した遺言書も内容が抵触しない部分は有効です。 しかし、相続が開始して、遺言執行する際に複数の遺言書を見比 べながら事務をしなければならなくなり、とても煩雑です。 また、後の遺言書で指定された遺言執行者が最初の遺言書の遺言...
遺言 · 06日 4月 2024
前回に続き、予備的遺言のお話ですが、今回は代襲相続が関係してくる場合に ついて出来るだけ簡単な事例をもとに分かりやすく解説します。 ※代襲相続とは、相続人が被相続人より先に亡くなったなどの事情がある場合 に相続人の子が相続人に代わって相続人になることです。代襲相続が発生する のは、相続人が被相続人の子または兄弟姉妹の場合に限られます。...
遺言 · 03日 4月 2024
予備的遺言とは、遺言者より受遺者が先に亡くなる場合に備えて、予め財産の承継者を指定 しておくものです。(「先に」と書きましたが、遺言者と受遺者が同時に死亡した場合も含 みます。交通事故などで同時に死亡したようなケースが考えられます。) 《事例》 遺言者が以下のように財産を残したいケースを考えます。 自宅不動産⇒配偶者A 預貯金⇒長女B...
遺言 · 27日 3月 2024
遺言書は、遺言者の意思に沿ったものでなければいけません。公証人はそれをど うやって確認するのでしょうか? 《法律のきまり》 民法には公正証書によって遺言をする際のきまりが定められています。それによ れば、遺言者が遺言の趣旨を公証人へ口頭で伝え、公証人がその内容を書面にし...
遺言 · 07日 3月 2024
抵当権は、一般的には弁済しない限り消滅しないため、不動産の売買や相続があっても抵当権付きの不動産が承継されるだけであり、抵当権の抹消は遺言とは関係ありません。しかし、住宅ローンを完済したときは早めに抹消しておきましょう。 《早めに抹消した方がよい理由》...
遺言 · 28日 2月 2024
 登記されていない建物は、遺言書に記載しなくてよいか?と聞かれることがあります。増築された建物や車庫などが未登記になっていることがあります。相続が開始すると未登記建物であっても相続財産になりますので、遺言書で承継者を指定しないと遺産分割協議の対象となってしまいます。遺言書に忘れずに記載しましょう。...